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カルロスゴーンの資産がすごい!自宅は4億円?資産凍結の可能性は?

カルロスゴーン被告の「金融商品取引法違反」などで逮捕、作業服姿での釈放、そして逃亡と世界中で話題ですね。

保釈金は15億円、中東メディアによると逃亡費用は37億円とも言われています。

そんなゴーン被告の資産は一体いくらなのでしょうか。

保有資産として考えられる自宅や、資産凍結の可能性についても調査していきたいと思います。

カルロスゴーンの資産がやばい!一体いくら?

総資産は、次のように報道されています。

元東京地検検事の落合洋司弁護士はこう話す。

ゴーン容疑者の総資産は、2300億円以上と報じられたことがある。それだけあるなら、不正に得たおカネを返せないこともない。すでに会長職を解任されるなど、社会的制裁を受けているので、返金すれば有罪になっても執行猶予がつく可能性はある。

ただ、それは金融商品取引法違反のみだった場合で、今後、脱税などの容疑が浮上すれば、実刑は免れないでしょう」

引用:週刊Smart FLASH

2300億円というと中々想像がつきませんが、2019年の日本の長者番付ランキングで22位の元ZOZO社長の前澤友作さんが資産額2220億円なので同じくらいということが言えますね。

カルロスゴーンの資産2300億円の内訳は?年収はいくら?

実際に2300億円の資産の内訳はどうなっているのでしょうか。

日産に入ってからの20年間の報酬は日本円で支払われているようです。

有価証券報告書によれば、毎年9億円から11億円ほどの役員報酬を得てきた。役員報酬の開示が始まった2010年3月期以降、およそ90億円得ていることがわかっているが、実際はさらに50億円の報酬があったことになる。

引用:週刊Smart FLASH

このように、2010年以前も同じように役員報酬を受け取っていたと仮定すると、日産の報酬だけでも200億円を超えるのではないでしょうか。

さらにゴーン被告は、三菱自動車とルノーからも役員報酬を受け取っています。

2018年7月の報道によると、

ゴーン氏自身の報酬額は、前年度比33%減の7億3000万円。ただしこれに加え、ゴーン氏は会長を務める三菱自動車から2億2700万円、会長兼CEOを務める仏ルノーから740万ユーロ(約9億5000万円)の役員報酬を受け取っている。つまり3社で総額約19億円という、まさにグローバル水準の報酬をしっかり受け取っているのである引用:引用DIAMOND online

何と19億円を超えるようです。

日産       7億3000万円

三菱自動車    2億2700万円

ルノー      9億5000万円

合計       19億700万円

 

業績によって年収は毎年変動するので予想できる範囲内で年収10億円〜19億円で計算すると、過去20年間だけでも受け取った金額が2000億円〜3800億円になります。

総資産が2300億円というのは十分考えられるのではないでしょうか。

カルロスゴーンは個人資産で資産運用もしてた?

さらにゴーン被告は、個人資産で次のような資産運用をしてたとの報道もあります。

関係者によると、ゴーン容疑者が契約したのは、通常より有利なレートで外貨と交換できる「為替スワップ取引」。ゴーン容疑者は日産からの報酬を円建てで受け取っていたが、生活の大半は海外のため、安くドルが買えるこの契約に大きな関心を寄せ、20年夏頃、自身の資産管理会社名義で契約したという。
だが、同年秋に発生したリーマン・ショックの影響で急激な円高となり、取引で約18億5千万円という巨額の評価損を抱えることとなった。銀行側は同年10月、現金による追加担保を求めたが、ここでゴーン容疑者が持ち出したのが日産への契約付け替えだった。引用:産経新聞

185000万円の含み損をもたらす場合当時の為替レートから想定すると、

想定元本(運用資金)は約75億円(6851万ドル)ということになる。

そもそもこの資金自体が、取引をしていたとされる新生銀行に融資されたものという話もあるので何とも言えませんが、個人で動かす投資金額も莫大ですね。

カルロスゴーンはレバノンにワイナリーも保有?

ゴーン被告は、2008年からレバノンのワイナリーにも出資しているようです。

  • 敷地120ヘクタール
  • 毎年600トンのブドウが運び込まれる
  • 年間の生産本数は約50万本に上る

2580円から5980円程度と手頃な値段で販売されているようですね。

これは利益目的ではなく、国への支援だと本人も言っているのですが収入源にはなりそうですね。

カルロスゴーンの自宅は4億円?日本の自宅はどこ?

ゴーン被告の自宅は東京都港区にある「元麻布ヒルズフォレストタワー」の最上階と言われています。

大きな樹木のような高層棟(フォレストタワー)と低層棟2棟に別れています。

元麻布ヒルズフォレストタワーの中古マンション販売価格を調べたところ

1億4,500万円 ~ 5億5,000万円

㎡単価 142万円 ~ 419万円

地上29階 地下4階

築17年

全222戸

このような情報がありました。

本当に最上階に住んでいたとすれば、もしかしたら5億円越えもあるかもしれませんね。

日産弁護士によると、日産が会社契約してい物件のようで、現在日産側から退去通告されているようです。

カルロスゴーンのレバノンの自宅は18億円?

また、レバノンの首都ベイルートの中心部にも自宅があるようですが、細かい情報については明かされていませんでした。

こちらも日産に所有権があるようですが、敷地内には考古学的価値のある墓があり、日本円で18億円もの資産価値があるようです。

日産の弁護側の主張する「所有権」に関しては、2月中旬ごろには判決が出そうなので、その内容にも注目ですね。

カルロスゴーンの資産凍結の可能性は?

日本の銀行などの資産は凍結されている可能性が高いですが、ゴーン被告は

  • ブラジル、フランス、レバノンの三重国籍
  • 現在レバノン政府はゴーン被告を引き渡す事はできない

この2点から、全ての資産凍結の可能性は低いのではないかと予想されていました。

しかし、昨日の報道では、

米司法当局もマネーロンダリング疑惑でゴーン被告の息子や娘を事情聴取していたとの報道もあり、口座凍結に強行介入する可能性も出てきた。
引用:東スポweb

マネーロンダリング疑惑があることで、強行介入という可能性が出てきたようです。

今となっては、もうお金を生むことが出来ないゴーン被告。

さらに口座が凍結されてしまったら、流石にもう打つ手はないのではないかと思われますが、レバノンという土地柄もしかしたらまだ何か対策があるのでしょうか。

まとめ

話題になるゴーン被告の行動には常に多額の資金が絡んでいますね。

まだまだ不透明なことが多いですが、総資産が2300億円というのは十分にご想像いただけたのではないでしょうか。

今後も動きがありましたら追記していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。